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2016/10/10

三つ指

昨夜、娘が声をかけてきたので、部屋に行くと毛布の上に座って(うちには畳の部屋がない)
「お父さん、長らくお世話になりました.......」
これが三つ指ついて親に挨拶するあの儀式?
あまり期待はしていなかったが、されると、やはりちょっと嬉しくもあったが、随分寂しい気持ちがする。
娘の気持ちがスッキリとしたに違いない。
新しい家庭で、うまくやってくれれば、それが一番。
健康に気をつけて楽しく二人で過ごせればと願う。
いつ帰ってきても良いよとは言わなかったが、「部屋はそのままにしておくよ」
これって、出戻りOKという意味ではないですがね。


今まで、大きなけがや病気をしてこなかった娘、いつの間にか立派になって巣立ってゆくんですね。

赤ワインのッ栓を抜き、娘にグラスを渡す。 娘と飲むワインはやけに胃にしみ込む。
「旦那さんとはあまり喧嘩しないようにな」、「達者で...」
長男も一緒にワインを飲んだが、最後の夜はあっという間に過ぎて行く。


先ほど、先に行くと、娘は式場に向かった。

我々ももうすぐ家を出ることになる。 娘に幸多かれと願う。

そして、あれよあれよという間に、挙式が始まった。 
ドアが開く前、娘を見やると、世界中で一番きれいに見える。
ドアが開き、娘と歩くバージンロード、、、、粗相のないように、何も考えないようにして、まっすぐ歩く。 最前列のひとつ手前で止まる。 いったん娘の右手を離し、手袋を持ち替えてK君と握手する。 そして両手で、娘の手をK君の手に渡す。 わかってはいても,何か悔しい。
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指輪の交換である。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
じわじわと式は進行していく。
 
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花びらの舞う階段を下りていき、階段の一番下では、何組かのグループが集合写真を撮る。
ケーキカットは屋外でするようである。
 

披露宴も進み、新郎が各テーブルのバラを集め、花束にする場面があった。
集める最後のテーブルは私のところ、
バラを渡すとき,殴りかかる振りをした。
K君が避けた。 さすがテコンドー、できるな。 会場は大うけだった。 
 
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お色直し、千代紙模様のドレスに包まれた娘、これもきれい。
 娘の笑顔がまぶしい。
  
 

娘が読む華族への手紙、、、もう少しで泣いてしまうほど、目が潤んできた。
絶対幸せになれよ!!

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