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2016/02/15

(追加編小話)☆15 ブリッジ

 皆さんもご存じの様に、船にはブリッジ(橋)があります。 船橋とも書くのですが、これを訓読みにすると土地の地名になってしまい、混乱しやすいため、ブリッジと表現させてもらいます。 どうしてブリッジというか、私は知りませんが、左右の端を繋いでいるせいかな?とも思います。 現在の船では、ブリッジは殆どの船が後にあり、操舵や、機関出力の指示、航海機器の集中管理などを行うところですが、基本的には、360°の視界が確保され、船を運航するにあたっての頭脳的な位置にあります。
 帆船時代には、繰帆の邪魔にならない一番後の風上側で、操船していた場所が、船の中央にエンジンを搭載して、
1.波を切り分けていって、揚錨機がある船首楼、
2.操舵装置を収めた船尾楼と合わせて、
3.中央に立つ船橋
 この三つが遠くから見ると島のように見えることから、三島型と呼ばれ、近代になって暫くの間、主流となる船型であった。 機関室から後へは長いプロペラ軸が通っていて、薄暗く狭い通路は、閉所恐怖症には辛い場所であった。
近年は、機関室を船尾に配置し、貨物艙を大きくとって、貨物優先と推進効率優先の船型が殆どである。 ただし、客船と車両運搬船は水面上の容積を大きくとりたいため、ブリッジを前方に配置し、邪魔のない前方の視界を大きくとっている。
 殆どの大型船にはブリッジがあるが、時としてないのがある。 航空母艦では、あの右側(殆どの空母が右側)に寄った指令場所はアイランド(島)と呼ばれ、視界はあっても反対の左側の横端は見に行けないですね。 空母で興味のあることが一つありますが、それは次の項目で、、、

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