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2013/10/14

昔話 93 建国二百年祭

1976年7月4日、米国では独立して2百年となり、凄いお祭り騒ぎである。 そのお祝いでしょうが、世界各国から大型帆船が集結、日本からもこの日本丸が参加です。
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先頭の"イーグル"(米:沿岸警備隊)に続いて、ゆっくりとハドソン川を船団が遡上していきます。
アメリカの一番艦に敬意を表すための祝砲が他の船からあがっており、日本丸も登艢令がかかりました。 各マストの両舷から横静索を登っていきます。私はフォアマスト右舷ロイヤルの位置に向かい、先頭を切って上がります。 何せ、一番上のポジションですから。息を切らせてオーバーハングを登り、ロイヤルヤードの後のぐらつくネットに手を掛けた時は、もう息切れで、心臓破裂寸前ですョ。位置について前方を見ると最初の橋ベラザノナローブリッジが近づいてきて、今にも船のマストに当たりそうです。と思っていると橋の手前で解除となり、マストから降りてきました。515

橋の下をくぐった時には既に11時、自由の女神像が見える頃には、食事時間となり、一旦解散となりましたが、みんなは食事よりも自由の女神像に見とれています。
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食事が終わってもまだ帆船パレードは続いており、すれ違う大型帆船に目を奪われることしきりです。
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ハドソン川は、川と言ってもかなり幅が広く、概ね2㎞で、狭いところでも1㎞ほどあります。 規制しているので川の中央は水路が空いていますが、両岸側には沢山の船が漂っています。
パレードは、かなり上流まで行ってからUターン、船はまた川を下ってやっと桟橋に接岸。マンハッタンの西側82番桟橋。その番号を聞いただけで、いったいどれだけの桟橋があって、どんなに栄えているんだ!と感動と驚きでした。桟橋は川に直角に200mほど突き出ていて、廻りは黒山の人だかり、時刻は2時を過ぎていますが、夕方までのほんの数時間、見物客がワイワイとやってきます。 こういう時は、余り英語で質問を受けたくないので、デッキの上から手を振るだけにとどめて、東洋風スマイルという笑顔対応が一番。
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コメント

あの時、
『同じ実習生でも日本丸に乗った人は帆船パレードに参加できるのよ。』
とう寮の同室の先輩の言葉が記憶にあります。
先輩がお付き合いしていた男性は海王丸で実習中でした。
帆船パレード?なんじゃ、それ?
というレベルのにけねこでしたが、あとでその意味がわかりました。
にけねこが初めて甲板に上がらせてもらったのは海王丸、その時い日本丸という船があるんだな、と思いました。
日本を代表してパレードに参加するなら、
NIPPONMARU、ということだったのでしょうか?
氏は素晴らしいご経験をおもちなのですね。

投稿: にけねこ | 2013/11/19 19時30分

一方の海王丸も例年ハワイまでの航路が、西海岸まで足を伸ばしています。
帆走も上陸も多く、ゆったりとした実習だったと思いますので、帆走が好きな人なら海王丸でしょう。日本丸では、機走が多く、現実的な実習としては物足りなかったです。

投稿: Samson♪ | 2013/11/20 01時37分

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