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2013/01/31

「ン」

[・-・-・]んめーんめーな
随分昔のこと、「フニクリフニクラ」と言うイタリアの曲で、丁度♪行こう行こう火の山へ♪と日本語で歌うところをイタリア語では? とカタカナの歌詞を見て唖然としたことがある。 それは、「ヤンモ、ヤンモ、ンコッパヤンモニ~」とあって、え?イタリア語では「ン」の字が文の最初に来ることがあるんだ! なんて、アホな感動ををした記憶があります。 勿論、前の単語の後の文字が1拍目に来ただけのことであるが、のっけから、ンコとは笑っちゃう歌詞だと思いましたね。
あの色は、光り輝けば、黄金色。 黄金とくれば「黄金バット」を思い出すのが、S時代生まれの性でしょうね。 小学校1~3年ぐらいまで、実際に紙芝居で黄金バットを見ていた。 自転車に紙芝居の道具を積んで渡り歩くおっちゃんが打ちの近所にも来ていて、空き地に到着すると拍子木を鳴らして子供達を集め、始める前に、アルミの弁当箱に入れた水飴を、割り箸で絡めて、高い値段で金持ちの子供達に売る。 それから、やおら紙芝居を上演するのだ。 一個一円の飴玉もなかなか買えない貧乏人は、おぼっちゃま達の飴と紙芝居をジッと見るだけでした。 おぼっちゃまが居ないときは、当然紙芝居も無し。 その日はハズレで、トボトボ歩いて帰るのみ。 好奇心の強いガキが出来上がるのでした。
そんなガキには、たまにやってくる「あられ菓子」の行商も、非常に強い興味で眺めていました。 丸い鉄球の内側に、お米と砂糖、少量の水?を入れて蓋を閉じ、火に掛ける。 十分熱したら、蓋を開けるのだが、開ける時の音が強烈で、まるで爆弾のような破裂音が「バーン」としたかと思うと、金網の中にはお米が膨らんで爆ぜたあられ菓子が出来ている。 勿論農家にはお米があるわけで、材料は顧客持ち、行商人は一回何百円かの手間賃を貰う。確かサンマが3匹100円ぐらいの時代だったと思う。 貧乏人のガキは、金網にへばりついて取りきれない僅かなお菓子の粒を貰って喜んでいた。
昔の記憶は、こんなお腹に直結するような話ばかり、、、後は、ロバのパンの話がありました。 それは、ロバが曳くワゴン車がパン屋の店になっていて、町を巡り歩きながら、パンを売っていたのである。 殆どは菓子パンが多く、あんパン、ジャムパン等がメイン。
一番注目を引いたのが、ソンブレロというちょっと山形のパン。 時々、ワゴン車の後に落ちていたのだ。 それもホンワカと湯気ξを立てて、、近くに寄って見てみると、パンにしてはおかしい。 そうです、それは前を行くロバのお尻から製造された、できたてのおまんじゅうである。 思わず「ン~」と唸ってしまう。 ♪ンコ パン やもんに~♪

→ 神に見放された時は自らの手で運を掴めって、迷言?だと思いますが、私は、最近「ん」にかなり見放されたような気がしてます。 宝くじが全然当たらないのだ。

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コメント

フニクリフニクラ、といえば
山好きだったにけねこ父がよく歌っていました。
でも、大学時代に
鬼のパンツはいいパンツ、強いぞ~強いぞ~、
いくらはいても破れない、強いぞ~強いぞ~、
と教えられました。
子供が保育園で同じように習ってきました。
これ、振り付けがあるんですね。
世界三大テノールのCDをかけた時、
あ、鬼のパンツの歌や~、と子供が言ったので、
フニクリフニクラの説明をしなければなりませんでした。
にけねこはテレビアニメでの黄金バットの記憶があります。
女の子がこうもりさん、こうもりさん、と
助けを求めると現れる、
髑髏の顔が印象的でした。
お米でつくるお菓子、ポン菓子と言っていました。
とても時間がかかるのですが大好きでした。
それから…、ロバのパン屋さん、知ってます。
なんかしっとり、ふわあっとしたパンで
少し他の市販のパンと違う味わいがありました。
蒸しパン、だったのかなあ。

投稿: にけねこ | 2013/02/02 00時00分

にけちゃん<確かに
♪百年穿いても破れない、強いぞ~、、、穿こう穿こう鬼のパンツ♪

そっか~。にけちゃんのところにも、紙芝居や、ロバのパン屋さん来てたんだ。 うちのに話をすると、何それ?って怪訝な顔をされる。 その時、私が戦後すぐの貧しい子供だったことを思い出すきっかけ。
昔は物がなかったけど、夢だけはあったよな、と慰める自分。
今よりあの頃の方が人間らしい子供時代だったと思うのは私だけかな?

と、昔を振り返る私は、相当な年寄りに違いない。

投稿: Samson♪ | 2013/02/02 00時52分

奥様がお若過ぎるのでは?
そういうにけねこも
残念ながら自転車の紙芝居は
テレビでしか…。
自転車の後ろに紙芝居がセットされてるあれ、
NHK 朝ドラ“ゲゲゲの女房”では、
紙芝居の絵を描く漫画家の生活も描いていました。
幼稚園や小学校の先生がして下さった
紙芝居の記憶があるだけです。
自分達で紙芝居を作るときは、
絵の裏側に文を入れるのですが、
本物は先の絵の裏側に
次の絵の文章がきますよね。
このことが子供心にとても
難しい事のように感じられました。

投稿: にけねこ | 2013/02/02 15時47分

にけちゃん<若いって事はないですが、本人が喜びそうだから、そうしておきましょう。

自転車の後の荷台に箱がくくりつけてあって、それを立てると紙芝居のセット完了でした。
見ていて、上手くしゃべれるなぁと思っていましたが、ある時、遅れていって自転車の前から見てみると紙芝居の後に文字が書いてあるのを発見、なるほどと感心しましたョ。

投稿: Samson♪ | 2013/02/03 22時43分

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