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2013/01/20

「セ」


[・---・] 世評良好だ

「瀬を早み、岩にせかるる滝川の われても末に逢わんとぞ思う」、百人一首の一つですが、文系ではない私が覚えているのは、これが落語の中に出てくるという理由だけ。 この「瀬」というのは流れのことですが、機会という意味もあるらしい。
普通は、瀬戸内海で代表されるような流れの速い場所で、村上水軍(海賊に近い)は、その潮の流れを利用し、巧みに船を操ったと言われ、もたつく普通の船に襲いかかったそうだ。
私が住んでいる場所は「瀬←」という地名で、瀬の字が入っているが、海まで10㎞ほどもあり、横を流れる川もドブ川に毛を生やしたようなもので、やっとこさ2級河川となっている地域で、普通の「瀬」にはほど遠い。 でも、まぁまぁの農業地域で、鎌倉から八王子に至る細い街道と、渋谷から厚木に至る街道との交点となっていたので、逢瀬とかで使われるような機会という意味と思っている。
「瀬」についてはこんなところだが、もう一つ思い浮かぶ「背」がある。
私は、手も長いが胴体も長いので、なかなか自分の背中に手が届かず、孫の手が欲しいのだが、物差しの先っちょでゴリゴリとやっている。 人の背中をかく時は、丁度ブラのストラップが当たる辺りをかくと具合が良いらしい。(男の背中はかいたことがない)
「子供は親父の背中を見て育つ」と言うが、朝早くから夜遅くまで家にいなくて、偶に見るのが、人の背中をかいている親父では、威厳も何もないわな。
親父の仕事が判らないと言うので、仕事場に連れて行ったことがある。 だが、私は現場で汗をかかない。 汗をかかせる方に廻っている。
「ほら、青島~!」「青島君、現場は汗流してればいいのよ。言うことを聞きなさい。」「室井さん、何で現場に汗が流れるんですか?」「問題は机の上で解決できるのよ!」って、踊る走査線じゃないけど、日曜大工以外に、私が汗をかいてる姿は殆ど見せていない。
現場で溶接したり、組立したりする訳じゃないから、親父の背中は見られない。
子供達も、親父の背中をあまり見ていないという。 その割にすくすく育って本当に大きな大人になったが、親父は教育していないョ、、ある意味残念だ。

→親父の背中が見えないなんて、親父の立つ「瀬」がないではないか。
そうそう、この「せ」は年の瀬に原稿を作りました。 (#^.^#)


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コメント

瀬を速み…
流れが速いので、
という意味だと教えられました。
~み、は、~なので、の意味ですよ、
と、よくこの歌が例にひかれます。
小倉百人一首の崇徳院の歌、
“せ”で始まるのはこれ一枚。
にけちゃんはこの歌は
いろいろ思うところがあって、
何となく、何となく…ホロリ、
です。

投稿: にけちゃん | 2013/01/21 23時45分

にけちゃん<そうなの?
私には、親に別けさせられると言うことはなく、卒業とかのタイミングで別離することはあったけど、。
でも、今は、やっと死が二人を別つまでと言う境地に。
次の別れが、滅茶滅茶怖いです。

投稿: Samson♪ | 2013/01/22 01時17分

あ~、本当におっしゃるとおりです。
先に一人で逝っちゃうと後が心配だし、
かといって残されるのはもっといや。
同時に二人でポンと…、
そう言ったら、職場に出入りしていた若い業者さんに、
両親が一度に二人とも逝くなんて、
子供のショックが大きすぎます、
といさめられてしまいました。
だんな様は若いころから丈夫な方ですので、
何かと不養生でこのままだと絶対残される、
そんな気がいたします。
保険がかけてあるから、
とかっておっしゃるんですけども、
そういう問題じゃないっつーの。

投稿: にけねこ | 2013/01/22 10時38分

にけちゃん<どっちが先でも、一緒でもこの別れは辛いですね。
保険は残された人の生活のためですから、、
子供達が巣立ったからには、もう不要と、この春保険を一つ切ります。
私の稼ぎは、そんなには要らなくなるから、、、

投稿: Samson♪ | 2013/01/22 22時48分

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