« 「ク」 | トップページ | 昔話 78 一般公開 »

2012/10/07

「ヤ」

[・--] 野球場

「夜」というとこういう話が、、、

草木も眠る丑三つ時、、お寺の鐘がゴー~ン(と鳴り響く)、、生暖かい風がひゅぅぅと頬をなでる。
便所の戸が、ギー~っ、、内から子供の声が、、、
"お母ちゃん、紙~!"

を思い出す。どうも夜、深夜になると怪談の独壇場ですね。

大昔のことである。 とある田舎に、今にも朽ち果てそうな一軒家があった。深夜12時頃、それまで静かだった真っ暗な部屋から、ガサゴソ音がする。 シュボッ!と何かを擦る音とともに、部屋の中にボウッと人魂のような青白い炎が浮かんだ。 その炎の灯りに照らされて、やつれた男の暗い顔が見える。 妙に血走った眼にも何か、口の周りにもドロッとしたようなものがついている。 髪はボサボサで長く、どこから這いだしてきた判らないが、ボロ布が腰についているだけだ。
部屋は妙にヒンヤリとしていて、真夏だというのに男の吐く息が白い。部屋の隅に置かれた大きな箱の中から、くぐもった人の声が聞こえる。 鏡に映った男の顔は、まばらなヒゲから17・8歳のようだ。 こいつの素性は、、、、人の声が大きくなった。
「オールナイトにっぽん」
ん? 17歳の時の俺だ。 受験勉強に深夜起き出して、寝起きの一服(-。-)y-゚゚。 眼ヤニにヨダレ、ホント私自身、情けない姿だったよな。

このような人を食った話は、深夜にやってこそ、迫力とオチが付くもの。昼では「何のこっちゃ、判りませんわ!」


→ヤっぱり深夜にする怖~い話は「ヤ」だ

|

« 「ク」 | トップページ | 昔話 78 一般公開 »

与太話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/105035/55833376

この記事へのトラックバック一覧です: 「ヤ」:

« 「ク」 | トップページ | 昔話 78 一般公開 »