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2010/03/28

昔話 68 日付変更線

昔話 68 日付変更線

出航して約2週間、かなり順調に快走している。
GWに入った途端、西半球にも入った。 西半球は2回目であるが、今回は完全に「日付変更線」を跨いでいるので、変更線と言いながら、変更した。76_0014
変更すると、もう一度「天皇誕生日(4/29)」をやってくれるのかな? いやいや、4月の30日を二回続けるだけで、休日を一日増やしてくれるわけではない。
船上でも、休日は休日。 当直の当番でなければ、課業(授業)はなく、日がな一日、本を読んだり、その他の自分のことが出来る。
赤道通貨の時はセレモニー(赤道祭)があったが、日付変更線を超えても特に目立つような事はない。 
そして5月に入って、帆走もチョロチョロと、東に向いて進んでいる。
舵輪当直中に、ふと上を見ると、風向きを見る小さな吹き流しの上方に、何やらひらひらしている。
それは、鯉のぼりのようだ。76_0016
うほほ~ぃ、スパンカーの上のガフ(縦桁)に「鯉のぼり」が上がった。それも四匹も。
長い航海、何かで気を紛らわせないと、狭い船内では、同じ顔と目を付き合わせ、やりきれなくなる。
鯉のぼりは、そのアクセントの一つ。
5月5日まで、この鯉のぼりは空を泳いでいた。
76_0015


そして、鯉のぼりが見えなくなった時、船は深く西半球に入り込んでいた。

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