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2005/10/04

昔話13 タンツー

朝6時15分(だったと思う<記憶>)に「総員起こし」がかかる。

眠い目を擦りながら、起きてボンク(寝床)を降り、デッキ(甲板:"こうはん"≠"かんぱん"とは言わない)に上がる。

全員が班毎に別れて整列、点呼が始まる。点呼後は、各自分かれてタンツーにかかる。 タンツーとは語源がよく判らないけど、甲板の掃除のこと。掃除といっても、ちょっと違うかな?

まず、海水を直径8�pぐらいのゴムホースを使って、板張りの甲板に撒く。更に、濡れたところに目の粗い砂を撒く。 月に何回かは石を使うが、普通は椰子の実を半分に切ったものを使う。半分になった切断面を甲板の板に当て、手で擦ってゴシゴシと洗う。

甲板は硬いチーク材で出来ており、板と板の間は黒いタールで埋めてある。 それを砂の研磨で、表面を磨くわけだ。その格好は小刻みに揺れる雑巾がけの小僧。 腰に黒いものを巻いていたら、寺の小僧さんにそっくりとなるでしょう。

石の時は、甲板の板の表面が、薄皮一枚剥がれるようになるので、真新しい明るい色がでます。適当な事をすると、板の色で力を入れてないことがバレてしまいます。

椰子の実だとよく判らないです。

どうせなら、椰子の実を二つ持つと良い。

2倍の早さで終わるから?

いえいえ、手に持つ形は、○ッパイそのもの。ちょっと大きな硬い○ッパイ。それを朝から楽しむというのは不謹慎?

どうせ、男ばっかりだし、こんな想像の楽しみもなければつまらないです。

タンツーも7時前には終了する。 最後はデッキを海水で洗っておしまい。

そうすると、さあ、待ちに待った、朝飯だあぁ。

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