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2005/07/02

昔話11 航海実習

航海実習

それは、卒業までに1年間乗らなければいけない必修科目

この大学は、文部省管轄の4年のカリキュラムの他に、運輸省管轄の1年の乗船実習が加わる。 卒業して、3級の免状(外洋大型客船では二等航海士クラス)を受検する資格を得るためには乗船履歴が必要だからだ。 

しかしながら、大学が5年というと医学部と同じになる。 たかが海の運転手、医者とは違うだろう! 普通の大学は5年を使っちゃいけない! なんて事だろうが、半年短縮されてしまった。 短縮してもカリキュラムは落とせない。

そこで、夏休みなどを切りつめる。 卒論の時間を切りつめる。 すると、、

1〜3年目からそれぞれ1ヶ月、4年目の最後から3ヶ月を戴く。 これで6ヶ月戴くことになる。 これらを航海実習にあてる。 足りない半年は5回生として6ヶ月実習になる。 これで、すべて丸く収まる。

卒業は5年目の9月末。 就職戦線が半年ずれている。 そして、最後の9ヶ月は海上にいるわけだから、会社訪問が出来ないのだ。 はてさてどんな将来になるのだろうか? 1回生の時には判らなかった。 とりあえず、航海実習は遠足気分で乗り込むことになる。

最初の短期航海は1回生の冬、1ヶ月の汽船実習。 この話は次回へ、、

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