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2005/06/12

昔話8 当直

前回、カッター部の二枚目にガールフレンドがいないと書いたが、なぜそんなことが判るのでしょう?

ここの寮には当然電話がある。 昼間は、事務員がいるので、電話の取り次ぎをしてもらえる。
広い寮だから、取り次ぎといってもマイクを取って寮内放送をする。
「×寮○○○号室、○○さん、お電話です♪」
では、夜間や日祭日は?
寮には、当直室があり、そこへ部屋毎に順番で当番が詰める。
当然、1回生が当直になり、2回生はその監督として一緒に過ごす。  夜22時まで呼び出しをする。
その呼び出しは二種類ある。
前述の「×寮○○○号室、○○さん、電話」と「×寮○○○号室、○○さん、お電話」の二種類。
え、何処がどう違うのかって?
最後の「電話」をぶっきらぼうに言うと男から、優しく「お電話」と「お」の文字を付けて言うと、女性からの電話であった。 毎晩その放送を聴いているので、誰がたくさん掛かってきているか判る。
もちろん、当直者は、そっとその場を離れるが、大体の様子はわかるというもの。
時々、合コンや合ハイのお誘いの電話もかかってくるのが、楽しい。 その当直番の役得で采配をふるう、ただし上級生がすぐわってはいってくるが。
時々、変な電話もかかってくる。 食事に付き合わないかと男の声で、、、素直に付いていくと、男にベッドへ誘われるとか。 また、アルバイト募集もかかってきたことがある。緊急の力仕事の依頼だ。 夜中の電話は、緊急以外取り次がないが、急ぎの時は当然1回生が走る。 私の当直中にはそんな事態はなかったですね。
反対に電話を掛けることはなかったのかって?
電話機は一応受信専用でダイヤルがなかった。 今のようにトーン式ではなくパルス式の受話器。
わかりましたか? そう、モールス信号のように受話器を叩くのだ。0なら10回連続で叩く。
上手いヤツは、一発で相手に繋がる。 いけない事とは知りつつ、ついやっちゃいますよね。
この当直は試験中でもやらなければいけなかったが、結構楽しくもありました。

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